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整備工場だから分かる車の選び方

• ボディカラー

  クルマの印象を大きく決めるのがボディカラーです。
  「好きな色にして大丈夫ですか？」「どんな色が良いですか？」などと迷う人も多く、よく質問されます。
  ブラックは人気があり定番のカラーですが、熱を吸収しやすく白と比べて車内が4℃ほど高くなり、樹脂製の箇所を変形させてしまう場合があります。
  また水滴や泥といった汚れや、細かいキズが目立ちやすいということもあります。
  オススメは、手入れが楽で手放すときの査定価格が安定している「ホワイト系」「シルバー系」です。
  
• クリーンディーゼル

  ディーゼル車はガソリン車に比べて燃料が安く、燃費も良いです。
  特に長距離を運転する人、パワーが必要になる場面がよくある方におすすめです。
  中でも、BMWやメルセデスベンツのクリーンディーゼルエンジンの性能は高いと思います。
  街中のチョイ乗りよりも、長距離を日常的に走ることが多い、ドライブが趣味という方はディーゼル車も検討してみてはいかがでしょうか。
• モデルサイクルによる買い時

  車は、新車が出た時点から「次の新型」へ切り替わるまで、複数回改良を行います。
  そうなると、新車は発売直後に買うべきなのか、改良が進んだ後に買うべきなのか、わかりづらいと思います。
  基本的には後期型は前期型に比べて様々な部分で改良策が施されており、次の世代の技術を取り入れてあるなどのメリットがあります。
  買うタイミングや事情にもよりますが、購入のタイミングで車の動向をチェックしてみることで購入の判断材料の参考になると思います。
• 高い燃費性能とメンテナンス費用が掛かりにくいプリウス

  車検の際に整備費用の大きな負担となるのが「タイミングベルト」です。
  以前は同じ役割を持つ「タイミングベルト」を採用していましたが、今は耐久性とスペースの問題からタイミングチェーンを採用しており、交換寿命がなんと約30万キロと言われています。
  車の整備状態にもよりますが、オイル交換等しっかりと行っていれば廃車まで交換の必要はないと言えるでしょう。
  また、プリウスはモーターでブレーキをかける「回生ブレーキ」なので、ブレーキパッドが減りにくいです。
  燃費性能と合わせて車検費用を抑えられるという点でオススメです。
• スーパーハイトタイプのオススメ軽自動車「スペーシア」

  若いお母さんに人気がある軽自動車「スーパーハイトタイプ」。
  その中でもオススメなのが「スズキ スペーシア」です。
  他車の同タイプに比べて新車価格は比較的安く、一番の特長は、室内の広さで2460mmという長いホイールベースが採用されており、車内は軽自動車とは思えないほど広々としています。
  また、エンジンにはマイルドハイブリッドが組み合わされ、燃費は24.0～30.0km/Lとスーパーハイトワゴンクラスでトップレベルの燃費性能です。
  安全装備面には、人も検知する衝突被害軽減システムのデュアルカメラブレーキサポートや、車を真上から見たような映像を映し出す全方位モニターなども用意されています。
• 軽自動車唯一のオフロード四駆「スズキジムニー」

  ジムニーのメリットは、軽自動車のコンパクトな車体でありながら力強い走りをしてくれるというところです。
  それは道路状況が良くない道でも快適にドライブできるよう設計されていることが多く影響しています。
  小回りがよく効きますので、日本の狭い道路を走るにあたり、様々な場所で活躍してくれます。
  冬の道路状況は良くなったとは言え、ジムニーの雪道での走破性能の高さはオススメです。